ようやく続きです。
先先週まで中南米はイースターで、一週間まるごとお休みだったから、
遊び呆けてしまいました。
社会復帰がつらかったあ。
でもって、休暇明けは仕事も盛りだくさんで、まったく更新できませんでしたー。
ついでに、うちの父親も遊びに来ちゃってて、世話が大変。
というわけで、続き。
えーーっと、前回までは、今現在中南米に住むきっかけになった、
1つ目の出来事を書いたと思うので、今日は2つ目の出来事かな。
海外に住みたい、と強く思うようになったのは、
たぶん青年海外協力隊に参加してからかなぁ。
世界には、今まで日本では見たこと・触れたことないものがいっぱいあっておもしろいなぁ、
と思って、もっといろんな国に行ってみたい―、と思ったんですな。
あと、あんまり国内旅行に興味がなくて日本をあんまり知らないことと、
東京近郊に住んでるせいもあって、
あたしにとって日本って、土地が狭いからか、ゆったりした空間もないし、
変にきれいに整備されてるわりに、何がおもしろい、ってこともないし、
アスファルトに固められてて街の風景も暗いし、歩いててうきうきしないんだよね。
その点、海外に出るといろどりとか空間とか生活感が感じられて、好きなんです。
賛否両論あると思いますが。
あとは、やっぱり日本って「生き」にくいと思ったんだよね。
協力隊での生活を通して。
特に、途上国の人は仕事もお金もないけど、その分生活がゆったりしてて、
家族とか友達と夜はゆっくり過ごせたり、楽しそうなんだよね。
貧しさも笑い飛ばせる感じ。
あたしは初めて就職した会社が、あまりにも殺人的だったせいもあって、
なんかそんなに働いて、お金の面では充実するかもしれないけど、
ストレスフルで生きることに意味があるのかなあ、って感じだしたのよね。
仕事をするのは、お金を稼がないと生きていけないからするのであって、
仕事自体が人生じゃないぞ、その時と強く思ったんだよね。
だから、あたしにとって仕事とは、しなくていいならそれにこしたことはないけど、
たとえお金持ちになっても、それで途上国の人とかを見なかったふりするのは、
人としてだめだと思うから、あえてするなら、やっぱり国際協力の仕事でしょうな、
と思うわけです。
日本って、みーーんな仕事で疲れてる感じがするし、
とくに通勤電車とかもういや。
だれも楽しそうに出勤してる人いないし、
なんでせこせこ行列して左右を見渡して座席勝ち取り合戦しなきゃなんないの!って感じ。
ぎゅうぎゅうだから、みんないらいらしてるし、すぐ怒鳴る人とか多いし。
飽和状態。やさしさのかけらもふっとんじゃってるよ。。
他人のことを言ってるわけじゃなく、そういう環境にいると、自分もいつのまにか
その一員になって一緒にいらいらしたりしてるのがいや。
すべてはみんな、日本では仕事が変につらいからだと思うね。
これでいいのか!日本人!
利益、利益って、結局会社の利益ためにこき使われて、
本人に残るのはストレスと疲れのみ。
雇用があるのはいいことだとは思うけど、
仕事のために人生をすりへらすのはどうかと思いますな。
もっと気楽に愛嬌・妥協で仕事ができれば、日本も楽しいかもね。
仕事デキる人もいればできない人だっているんだし。
まあ、難しい問題です。
ラテンでは気楽に適当に仕事してるからいつまでも途上国なのかもしれないし。
雇用がある、っていうことは生活の上で不可欠だし。
ただ、先進国になることがいいとはまったく言えない。
世界の環境問題を引き起こしてるのも先進国だしね。
とにもかくにも、こういうわけで、日本に住むっていうことに、
ほとんど魅力を感じなくなっちゃったんだよね。
まぁあたしは日本人だから、日本でお金さえ貯めれば、途上国では裕福に暮らせる、
っていう余裕があるから、途上国で住むことに抵抗ないのかもしれないけど。
というか、その金銭的余裕があるからこそ、なんでわざわざ住みにくい日本に
とどまってる必要があるの!と思ったんだよね。
日本人がみんなそう考えだして、海外に土地を買い占めて物価が高騰する前に、
移住してやろう、とこっそり計画しています。
あたしって、かなり海外でかぶれてきた人だね。
まぁ、ほんと賛否両論ある内容を書いてしまいました。
これに懲りずにまた読んでね。
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by yumigo14
| 2009-04-22 06:19